JPモルガンのアナリストが次期iPhone7用のA10と呼ばれるCPUの受注は100%TSMCからの供給になると予想しております。
現在TSMCという会社はAppleにCPUを提供しており、iPhone6sではTSMCかSamsungかということです。それが来年度は100%TSMCの供給になるということです。
なぜSamsungが廃止?
今回iPhone6sによるバッテリーなどの問題やCPUによる性能の違いはSamsung製を採用したものが原因です。
日本でもSamsung製の人とTSMC製のiPhone6sを持っている人がおり、性能の違いを訴えている人もいるほどです。
それに伴いA9でSamsung製を採用したことで、このような問題が出ているということはAppleとしてはすでに事実として捉えています。
その為、Samsungは劣勢に追いやられております。それが原因でTSMC製になるといわれております。
バッテリー性能問題
過去にも同様の記事が
実は過去にも同様の記事が出てきております。となるとほぼ間違いなくSamsungが排除されたものと思われます。
表向きはSamsungとAppleといえば、訴訟合戦を行ったりしておりましたが、裏ではお互いWin-Winの関係を築いておりました。
実はこのあたりも知らない人のほうが多かったかもしれません。
ただし今回の報道からTSMCへの切り替えは妥当なものだと思われます。
不安要素も
ただし不安要素もあります。その不安要素というのは通常メーカーというのは、2社購買を行うことが基本です。
2社からものを買って、リスクに備えるのです。それが今回TSMCへ流れるということは、2社購買出来なくなります。
TSMCとしてもかなりのリスクを背負うことになるわけです。万が一iPhone7sやiPhone8あたりでTSMCから100%撤退となれば、相当なリスクなわけです。
今回100%請け負ったとしても、実際にはそれがどうなるのかはわかりません。
お互いかなりのリスクとなるわけです。
今後どうなるか見ものですね。
初回投稿日:2015年10月20日